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ダッチオーブンをガンガン予熱して焼いたパン(初・水種法)

ダッチオーブンをガンガン予熱して焼いたパン(初・水種法)_c0110869_21363144.jpg

ダッチオーブン(10インチ)があることを思い出す。
その蓄熱性は、ハンパじゃない。

鍋とフタ、それぞれ煙が出るくらいガス火で予熱し、
そこにホイロ後のパンを投入して、フタを閉め、
その鍋ごと予熱したオーブンに放り込めば、
かなり下火の強い状態で焼けるんではないか?と。

しかし、それ以前に、生地作りがうまくいかず(毎度)、
ホイロ後、布に生地がべっとり付いて、苦戦。
(カンパーニュを焼いたつもりが…。)
ゆるんだ生地には、塩包み焼きみたいになるよう、
粉をがっちり振るべきか。

で、出来上がったのは、過去最高にひどい外見のパン。
ブサイクを通り越して、
原始的でカッコイイとさえ思えてくる。



ダッチオーブンをガンガン予熱して焼いたパン(初・水種法)_c0110869_21364546.jpg
底面は、なかなかワイルドな焼き色。
下火の狙いは、良さそう。

意外にも、皮は薄くパリッとしていて、
ナイフを入れたときの音が小気味良い。

内相は、ガスを保てずつぶれちゃってるから、
詰まってて、ウェットで、論外。

断面の香りは、旨み系プンプンの中にも、
発酵臭が少々あって心配。

でも、食べてみると、まったくクセや酸味は感じない。
口の奥から鼻にぶわっと抜けるような、
こんな旨みの広がり方は、自分のパンでは初めて。

これが水種法の美味しさなのか。
それとも焼き方の違いか。

粉は、ナンブ85%、無農薬中力粉(ふすま入り)10%、国産ライ麦粉5%
水分63%(うち、酒粕酵母エキス20%)、トータル生地量650g、焼減率18% 




by motoarai | 2009-05-31 22:11 | パン
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