S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
今年のパン カンパ〆

今年のパン カンパ〆_c0110869_1945373.jpg

その後、2回ほど楕円のカンパーニュを焼いていた。

こちらは、12月5日製作。
はるBLメインで、石臼挽き夢漫天10%配合。
酵母は、酒粕元種20%のみ
総水分64%くらい 生地量611g
室温(5~11℃)だけで35時間発酵 途中パンチ1回
ベンチ50分 ホイロ1時間10分
焼減率12.8% なかなか旨い

水分少なめだけど、うまいこと気泡が残ってる。
→ベンチ長め、ホイロ短めが良かったか?

年賀状用にと、しつこく奇妙なクープ。
でも今年は、年明けに住所変更ハガキと兼用にしようかと逃げモード。



今年のパン カンパ〆_c0110869_19451835.jpg
こちらは、11月26日製作。
美味しくできた11月17日のと同じ配合で。

一次発酵は10時間半 途中パンチ1回
かけ継ぎ後数日経った元種のせいか、ダレ気味。
水分多いのに、ホイロ1時間10分は長すぎたか。

皮が厚く、ひきが強い気も。
めずらしく、気泡がきれいに分散。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ベーグルや食パンも作りたいなぁと思いつつも、
成型の手間やホイロの時間が待てなくて、
どかっとでっかいカンパーニュばかり焼いた2009年。

それと同時に、市販のパン(超熟レベル)もずいぶん食べた。やむなく。

たとえ、地味で変わり映えしないカンパーニュでも、
自分のパンがあるときは、ホッと安心できた。
毎日でも飽きない味って、こういうものかな、と。

気がつけば、夫も私のパンを美味しく食べているようである。
ちょっと前までは、ハードパンが続くと不満げだった人が。

たしかに、以前のカンパーニュは、
たとえ香りがよく、粉の旨みが出たとしても、
皮が厚く、ビニールみたいに噛みちぎるのに苦労して、
顎が疲れるシロモノだったと、自分でも思う。
もっちりしすぎる食感は、国産粉のせいにしていた。

今から思えば、たぶん、クープを開かせたいがために、
蒸気を入れすぎてたんじゃないだろうか。

パン屋の窯床に近づけようと、
ダッチオーブンを使う焼成を始めてからは、
イーストありでもなしでも、
パリッとクリスピーに焼けるようになった。
食べやすさが全然違う。

毎回、感動するほどの出来にはならないけど、
お店で買ったパンがこのくらいの味だったら、
案外、嬉しくなって通ってしまうのかも。

そんなこんなで、たいした数焼いてない今年でも進歩はあったのだから、
来年もなにかしらの発見があることだろう。
一年後の師走に、どんな総括をするのか。楽しみだ。



by motoarai | 2009-12-19 20:41 | パン
<< はるゆたかブレンドでホットケーキ 炒り玄米粉のカンパーニュ >>