キシノウエンのブログです。 信州に移住して、いろいろな お野菜を作っています。 今週の野菜セット内容 (毎週月曜 午後更新) カテゴリ
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(最新の酒粕酵母2008は→こちら) 先日、近くの蔵元に買いに行った酒粕で酒粕酵母をおこす。 冷凍してもカチコチにならず、 手でちぎれるから扱いやすい。 なんとなく、お肌や健康に良さそうというイメージは持っていたが、 実際の栄養価の数値を見て、仰天。 →日本酒博物館(楽天)のページ たとえば、タンパク質は納豆と同じとか。 スタミナの宝庫であり、美容に必要なビタミン類もばっちり。 これは是非とも漉さずに使いたい。 続く↓ ネスカフェのビンを愛用。 完全密封でないので、シュワシュワ漏れてくる音がサインとなる。 それでいて、振ってフタを開けるとプシュッとなるかんじも分かる。 フタしたまま振っても、そんなに水漏れはしない。 大吟醸酒粕(中村酒造) 60g 湯冷まし 200g (だいたい酒粕の3~4倍) まずは、ご飯も全粒粉もはちみつもなしの仕込み。 とくに混ぜたりしなくても、勝手に溶けてヨーグルト状に。 あまり温度の高過ぎるとこには置かないようにしてみた。 (3月の室温で、日なたとか、冷蔵庫の上とか。平均20~24℃くらい) →1日目、変化なし。 →2日目、うんともすんとも言わない。 心配になり、親種として梅酵母エキス(培養促進)小さじ2程度加えてみる。 →3日目朝、底のほうから少しずつ気泡が上がってくる。 午後には、上部泡の層が1cmくらいに。 フタを開けるとプシュッとなり、かなりガスが溜まっているみたい。 香りは、甘さがなくなり、ちょっとクセがある。 完成とみなし、とりあえず冷蔵庫に入れ、翌日粉とかけ継ぎしてみる。 →4日目、冷蔵庫から出したら、泡がすごい増えてる。舌にピリっとくる刺激。 甘さがなくなったので、 ときどき振り混ぜて、酸素を与えながら、冷蔵庫で保存するつもり。 最近は、液種もたまにしか振ってないし、糖分も加えない。 一週間くらいたって、シュワシュワいわなくなってきたら、 エサ(=糖分を)少し加えて、振ってみる。 だいたいこの量で10日から2週間で使い切っている。 ビンは洗わずに、付着してるカスを親種として、次の液種をおこす。 そうすると半日~丸一日くらいで次の液種は完成する。 元種おこし(粉とかけ継いで発酵力の安定をはかる) 液種全体(酒粕含む):強力粉=1:1になるような計算で。 最初の1回は、灰分の高い粉(タイプERとか)を使ってみる。 ↑最近は石臼挽きはるゆたか全粒粉で。 →2倍になるまで5~6時間くらいかかる(24℃の場合)。 (20℃くらいでは10時間かかることも。ここは気長に待つ) 2倍になったら、ぐるぐる混ぜて、冷蔵庫で半日熟成。 →2回目以降は、ぬるま湯・液種を混ぜたりして、上と同じ割合でかけ継いでいる。 →3回くらい繰り返すと、2~3時間で2倍に発酵する(←25℃くらいなら)。 そしたらパン作りに使えるサイン。 ↑2倍になってすぐの元種ではなく、冷蔵庫で一晩~半日の熟成時間が必要に思う。 その時間も逆算して、パン仕込みの前日or半日前にかけ継いでいる。 →4回目以降、減った分をかけ継いで使い続ける。 ゆるんできても全部使い切らずに、底にうっすら残して液種からかけ継ぎ。 タッパ洗わずに永遠に使えるかんじ。 追記(2007年5月14日) ↑液種の見極めをしっかり待ったときは、 2回目のかけ継ぎで2~3時間くらいで2倍になってくれる。 食パンの発酵もホシノ並みに早い。 酵母臭(アルコール臭)もパンに残りにくい。 (発酵温度を30℃以上にしたときは、酸味が出てしまう気がする) 我が家の自家製酵母は、当分これに落ち着きそう。
by motoarai
| 2007-03-12 16:02
| 酵母いろいろ
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